久しぶりにピラティスの記事を。
ピラティスはフィットネスのグループレッスンなどでも受ける事が出来ますが、実はプライベートセッションが一番オススメです。
そりゃぁ1対1で教わったほうが良いに決まってるやん!ってツッコミは一旦置いておいて、是非理由をきいてやってください。
ピラティスはリハビリが発祥のエクササイズ
最近では「ピラティス」はk-pop歌手が映えるエクササイズを投稿しているのでアクロバティックなことばかりやるのかと勘違いされやすくなったのですが、
実はリハビリが発祥のエクササイズで、リハビリが必要な方や運動習慣のない方でも無理なく姿勢改善とトレーニングが出来るようなメソッドとなっています。
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上のインスタはBLACK PINKのジェニーがアップしたもの。
このエクササイズ、ピラティスアカデミーの講習で勉強のために一度挑戦しましたが、高所恐怖症なのもあり、めっちゃ怖かったです(笑)
お客様からの要望がない限り普段やる必要はないなあと思うエクササイズでした。
ちなみにmimosaには設備がないので、出来ません。
ピラティスセッションは体との対話
プライベートレッスンをあえて「セッション」と呼ぶには理由があります。「セッション」とは「会話」という意味で、即興で息を合わせて演奏する「ジャズセッション」からその言葉を使っています。
ピラティストレーナーは、あなたの姿勢、筋力そして身体の使い方のクセに合わせてセッションをプログラミングして提供しています。
セッション前のカウンセリングはもちろんのこと、あなたのその日の体の動きや、エクササイズをやった後の体の反応を随時チェックしていて、まさにあなたの体と対話しながら常に作戦を立てています。
ピラティスエクササイズには無数に用意されたバリエーションがある
ピラティスはリハビリが発祥のメソッドと言いましたが、
リハビリが必要な方からアスリートまで幅広い層にエクササイズを提供するために、実はひとつのエクササイズに様々なバリエーションが用意されています。
例えば、
ピラティスには「ハンドレッド」という仰向けで状態を起こし、脚は宙に伸ばした状態で腕を100回動かすというエクササイズがあるのですが、
✅腹筋の筋力が弱い人は足を床に着けてやる
✅胸郭が開いて腹筋が使いにくい人には胸椎屈曲を促す小道具を使う
などのサポートが付いたエクササイズを提供する事もあれば
より筋トレ要素を高めるのために
✅宙に伸ばした脚の曲げ伸ばしを加えるというチャレンジバージョン
をやってもらう事も可能になってます。
と説明が難しくなってしまいましたが、
要は、ピラティスには今のあなたの体の状態に合わせて、エクササイズを修正する方法がいくらでもある!ということです。
強度強めなピラティスのグループレッスン
私は複数のフィットネスやピラティススタジオでグループレッスンを受けてみましたが、強度高めなエクササイズを提供してる事が多いという印象を持ちました。
ピラティスの原則を学んだ上で筋トレ目的に利用するにはとても良いかなと思います。
でも、グループレッスンだと老若男女・様々な姿勢の人が同じエクササイズをやるので、ピラティス本来の身体の筋バランスを整えて、動きやすい身体を手に入れるという目的への近道とは言い難いというのが正直な感想です。
もしあなたが動きやすい身体を手に入れたいと望むなら、あなたの姿勢に合わせて最高最善にアレンジされたエクササイズができる、パーソナルトレーニングからピラティスを取り入れる事をオススメします。
そしてパーソナルで得た知識を持って、グループレッスンに参加するとより効果が得やすいと思います。
ピラティストレーナーの頭の中
トレーナーによってやり方は様々ですが、ピラティストレーナーがどんなことを考えているか紹介します。
私の場合は、セッション前日から準備をはじめています。
頭の中でお客様を想像し、想像上で動いてもらいながらどんな流れでエクササイズを提供するのが良いか作戦会議をします。
姿勢、強化したい筋肉、体の可動域、習熟度を考慮してエクササイズを選び、
またそのエクササイズはどのマシンで提供するのが最適かを考えていく感じです。
そしてセッション当日は、お客様の要望や質問にこたえつつ、実際の体の反応を見て作戦変更しながら1時間のセッションを提供。
実際に動いてもらって気づくことや、違うアプローチ方法の方が効果的かもと思うこともあるので、
セッション後はその日のプログラミングの内容を振り返り、次回の目標を設定するところまでやっています。
ピラティストレーナーはパートナー
ピラティスのプライベートセッションでは、エクササイズに合わせてあなたの体に無理をさせることはありません。
筋力アップのために頑張ってもらいはしますが、どこか痛みがあるのを我慢させてやってもらうなんてことは体を傷める原因となるためいたしません。
ピラティストレーナーは痛みが無い中で効果を得るための方法をいくつも持っています。
トレーナーは先生ではなく、あなたがあなた本来の体を取り戻すお手伝いをしているパートナーなので、セッション中に痛みや違和感を感じる時は、すぐに伝えてほしいなと思います。
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