万博会場でよく見かけるコレ
電動の一人乗りの車。こちら「パーソナルモビリティ」と呼ばれています。
高齢者向けにレンタルしてるものだと思っていたのですが、実は抽選式で条件さえ満たせば誰でも乗ることが出来ると知り、抽選会に参加してみました。
一発当選で体験できたので、レンタル方法や乗ってみた感想などを書こうと思います。
この記事は2025年4月23日時点の内容です。運用方法は今後変わりうると聞いているのであくまでも参考にしてください。
パーソナルモビリティをレンタルできる場所
パーソナルモビリティは、パーソナルモビリティ東ゲート北ステーションかパーソナルモビリティ西ゲート南ステーションでレンタルすることが出来ます。
どちらも東ゲートまたは西ゲートを出て右手に位置しています。
9時から17時の毎時0分から先着順で抽選会に参加でき、くじ引きで当選した人が4時間パーソナルモビリティを1台レンタルすることが可能です。
ただし参加するには条件がある他、同意書へのサインや操作説明会への参加が必須です。東ゲートで借りたら東ゲートに、西ゲートで借りたら西ゲートにという返却ルールもあり、乗り捨てなどは出来ませんので、ご注意ください。
パーソナルモビリティの利用条件
パーソナルモビリティの利用条件は上の写真の通り。
顔写真付きの身分証明書の提出が必要なほか、安全面の観点で諸条件をクリアしないといけませんが高齢者である必要はありません。
身分証はただ見せるだけでOKでコピーを取られたりすることはなかったです。
ただ、抽選から実際に乗れるまでに45分ほどかかるので、時間に余裕がある必要があります。
それと通行可能エリアが決められていることと、パビリオンに入ったり食事をする際には決められた駐車スペースに駐車してそこから歩いていく必要があります。
パーソナルモビリティは、健康な人にとっては歩いたほうが早いスピードで走行することと、人混みの中での走行は思ったとおりに運転できないため、気持ちの余裕も必要です。
また、大屋根リングの上を走行することも出来ません。
パーソナルモビリティに実際に乗ってみた感想
私はこの日、10時台のブルーオーシャンに当日予約が出来た後、17時台のヘルスケアパビリオンに2つ目の当日予約が出来ました。
12時台に空き枠予約で韓国パビリオンに行った後、ヘルスケアパビリオンまでかなりの時間があり、スタンプを集めにフューチャーライフゾーンへと遠征したのですが、
「大阪・関西万博来場記念スタンプ」を押しに行った時にこのパーソナルモビリティ西ゲート南ステーションの存在を知りました。
ヘルスケアパビリオンは学習系パビリオンでしっかり観ると所要時間がかなりかかると聞いていたので、予約時間まで体力を温存しつつ万博会場を満喫したいという思惑があり、座りながら万博会場を散歩出来るのは魅力的だなと思いパーソナルモビリティの抽選に参加することにしました。
そして見事当選!
よっしゃ行くで〜と運転してみたら、スピードがめちゃくちゃ遅いのが発覚(笑)。
しかもたくさんの人が行き交う中を運転するのは至難の業です。
このガンダムにたどり着くまでに結構な時間がかかりました(笑)
運転は基本的に右ハンドルのグリップ操作のみでシンプルなのですが、減速などのさじ加減がけっこう難しい。
大屋根リングの要所要所に駐車場があったので、特に停める用事はないのですが、車庫入れなどを楽しみました。
この日は小雨がたまにパラついてて、精密機械で雨の中の走行はまずいのと、リング内の人混みをかき分けながら走行する勇気はなく、大屋根リングの下の人が少ない中央部分を走って東ゲートに向かい、またその道を戻って来るという旅をしました。
途中遭遇した日本語ペラペラなタイ人女性に色々と質問されて答えてたら仲良くなってLINE交換するなど、万博ならではの交流も生まれました。
大屋根リングの下をパーソナルモビリティで散歩するというのが、非日常で楽しく、座りながらの移動なので疲労感もさほどありません。
この後、ヘルスケアパビリオンを人生ゲーム付きで楽しんだため帰路についたのは19:30だったのですが、パーソナルモビリティを使ってなかったら疲労困憊していたはずです。
ありがたかった。
お散歩目的で万博会場を訪れる人にはかなりオススメなアクティビティだと思います。
この記事で紹介した各種条件や抽選時間などは2025年4月23日時点の内容です。運用方法は今後変わりうると聞いているのであくまでも参考にしてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!