4月2日から4月25日まで水星が逆行しているようですね。水星逆行中はやり直しをしたりしばらく会ってなかった人と再会すると良いなどと言われてますが、今回私はなんとなく昔を振り返りたくなりました。
6年前、自分が進んでいる道が間違っている事に気が付いて、それまでに積み上げてきたものを全部叩き壊したなんて事がありました。
魂的には大喜びだったのですが、ちっぽけな人間の私としては心も頭もついて行かず、自分がなぜそんな選択をしたのか理解できなくて結構大変でした。
自分の器が拡がって高次の自分の意図を受け取るのに6年もかかりましたが(笑)、ようやくこれらの経験が私の成長のためには必要なことだったなと思えるようになった今日このごろです。
今日は、スピ系のお仕事を全部手放した時のお話と今の気付きを書いてみようかなと思います。
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Sumikoのプロフィール
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簡単に言いますと、2015年に悟った状態を一瞬だけ体験したのをきっかけに精神世界の勉強をはじめ、2016年から約2年間いわゆるスピ系のお仕事をしておりました。
神社という場を借りて、自分と向き合いたいと願う人の魂磨きのお手伝いをしながら、経済的に困っている神社さんへの寄付活動をしていた感じです。
と言うと聞こえは良いですが、
当時の私はエゴが強く、有名になりたい!とかお金持ちになりたい!!などギラギラした野望を抱えていて純粋に精神世界の探求をしていたとは言いがたかったです。
6月9日の自己統合イベント
スピ系のお仕事を通していろんな出会いがありまして、その中で考え方が似ていた友人の某P嬢たちと2018年6月9日に神奈川県の江島神社で神社参拝イベントを開催しました。
6と9という魂を形どったとされる勾玉に似た数字が対称的に並ぶ日。
そこに縁あって集まった人々が融合する日。
大好きなアーティストである宇多田ヒカルちゃんが、アメリカでutadaとしてデビューした後に開催されたコンサート「UTADA UNITED」をもじって、
イベントのタイトルは友人である某P嬢の名前を冠にした「Pirka UNITED(ピリカユナイテッド)」にしました。
たしかアーティスト「宇多田ヒカル」と「utada」が融合するコンサートという意味だったと理解していて、イベントにぴったりやんと思ったのですよね。
自分の名前を付けたくないと抵抗する某P嬢の姿は見えないふりして、私の直感のゴリ押しで付けたタイトルだったのだけど(笑)、どんなイベントにするか打ち合わせを重ねるごとに、イベント内容がタイトル名に近づいて行くのが面白かったです。
某P嬢はイベントに関するビジョンを夢でみちゃうし、準備段階からワクワクすることが連発でした。
ちなみに「Pirka(ピリカ)」はアイヌ語で「美しい」という意味だそうです。
でも、イベント当日、某P嬢が夢で見たビジョンの話を再びしはじめた時、私の中で突如変化が起こってしまいました。
自分が間違った道を進んでいると気付いて驚愕し、とても恥ずかしくなってしまったんです。
フラワーオブライフのような広がり
イベント前に某P嬢が見たビジョンはこんな感じでした。
神社で着物姿の私が楽しそうに縄跳びをしていたら、それを観て私もやってみたいと他の女性たちもそれぞれが縄跳びをしはじめ、その人数が無限に増えていき、まるでたくさんの花が四方八方に広がっていくようだったそうです。
神聖幾何学のフラワーオブライフが無限に広がっていくようなビジョンだったと某P嬢は楽しそうに話し、
「すみこさんはこういう事がやりたいんだよね?」って笑顔で聞いてきたのです。
私は言葉につまりました。
ピラミッド型の頂点に立とうとしていた私
私は「愛と豊かさを大循環させたい」と思い、それを公言しながら活動をしていました。
そのために受け取ったセッション代の1割を神社への寄付金に回すようにしていました。その点は良かったと思います。
でも他の部分を俯瞰して観てみると、某P嬢が視たフラワーオブライフのような同心円的な横の広がりというよりは、私がピラミッドの頂点に立ち、お金などの豊かさが私の所に集中するような流れに向っている事に気付いてしまったのです。
私を信頼して集まった人たちからお金などを吸い上げて自分だけが大輪の花を咲かせるような、豊かさが全く循環しない構造になりかけてたんですよね…
また、当時本を出版したいという夢があり、「グッチのワンピースを着て、出版記念講演会に登壇する私」をイメージするワークなどをやっていたのですが、
「有名になって本を出したい」も「ブランド品を身に着けたい」も私のエゴでしかなく、それを満たすためにスピリチュアルな学びを利用しようとしていた事にも驚愕しました。
「すみこさんはこういう事がやりたいんだよね?」って無邪気に訊いてきた某P嬢の笑顔をまともに見れなくなるほど、恥ずかしくてしょうがなかったです。
このまま進むと某新興宗教の教祖と同じになる…
私は自分の進んでいる方向性が怖くなりました。
図らずも叶った夢
そして江ノ島での自己統合イベントの数週間後、旧暦の子どもの日である2018年6月18日に寄付金集めをしていた神社でさとうみつろうさんのチャリティーコンサートが開催されました。
コンサートの様子はみつろうさんの手配で無料でライブ配信され、視聴者数はかなり多かったと記憶しております。
私もステージに上がって集まった人々の前で話す時間があったのですが、私の話で笑ってくれる人たちがいるなんて最高でした。
私がやりたいのは本の出版じゃなく、みんなを笑わせる事だと気付き、
私が開いたイベントでもなく、グッチのワンピースも着てないけど、自分の夢が想像以上の形で叶ってる事が嬉しかったです。
しかも、目標金額をはるかに超える多額の寄付金が集まってしまいました。
自分の内側の世界が目の前に現れた時、本当の意味で分かっちゃったんです。
神様は自分の外側にはいない。自分の内側にすでに在ったんだってことに。
すると、それまで外側からきていた日本の神様からのインスピレーションが全くやって来なくなったんですよね。
今振り返れば、それこそが肉体を持つ自分と高次の自分が統合する「自己統合」だったのですが、未熟な私はそれを理解できず、困惑するばかりでした。
そして、インスピレーションが降りてこないのにそれまでの仕事を続けることは詐欺になるし、ピラミッドの頂点に立とうとしていた自分が恥ずかしすぎて、すべて叩き壊してしまったという訳でした。
目立ちたくない。隠れていたい。
ブログは全削除、インスタは非公開に。
そして親しい友人たちとすらもほとんど連絡を取らなくなりました。
チャリティーコンサートが私の「スピ系ピラミッド」からの卒業式となりました。
自立した個が繋がる安心安全で豊かな世界
それから5年が経過した昨年の春、私に深い癒やしが起きて見えない世界と再び繋がるようになりました。そして昨年夏の「変容のエネルギー」で精神世界に引き戻されたので、お仕事再開のための準備をしてきた感じです。
今後は「スピ系」じゃなくて本当の意味でのスピリチュアルなお仕事をしていく所存です。
そんな流れで、久しぶりに玉置神社に行きました。
自己統合して、
八百万の神が自分の内側に在ると分かっていても、
私自身が宇宙そのものだとしても、
地球に住んでいる限り、やはり聖地と呼ばれる場所に行かないと受け取れないモノはあると学びました。
変容のスイッチを押しに行くという3次元的な行動が必要なシーンはまだまだある。
私は肉体を持ったちっぽけな人間なのだから、
高次のエネルギーに甘えてなんぼだなとも思いました。
さて、
この神社参拝とエネルギーワークに某P嬢も絡んでくれたら楽しいのになぁと思って連絡してみたんですよ。
玉置神社を参拝した2024年4月1日という日はエネルギーがゴロッと変わった日だなと感じていたのですが、某P嬢はその日彼女が選んだ場で、世界に押し出されはじめている状況になってて、エネルギーワークどころではない事が分かったんですよね。
昔の私なら「少しくらい一緒にやってくれてもいいのに」ってすねるか、「もう同じ世界にいれないんだ」と悲しんでいたと思います(笑)。
でも今の私は、別々のことをしているけど、ちゃんと繋がってるという安心感を感じていて、彼女の発展が自分のことのように嬉しかったんですよね。
逆に某P嬢からも同じような感情が伝わってきまして、
あれ?これってフラワーオブライフにちゃんとなってるやん??って思ったのです。
それぞれが自分の選んだ道で花を咲かせて自立しているのだけど、
私達は潜在意識で繋がっているから分離感がなく、
愛と豊かさがいつも循環していると。
なんだ、絶好調じゃないか!
最後に
実は2018年のイベント「Pirka UNITED」にはテーマソングがあって、
これまた私が勝手に決めた宇多田ヒカルちゃんの「This Is Love」だったのですが、
今聴き直してみるとフラワーオブライフの世界観でしかないなあと驚きました。
激しい雨に 鳴り止まない遺伝子
咲かせてあげたいの
運命の花を、あてどないソウルの花を
This is love, this is love
やっぱヒッキー、神がかってる。
美しく、咲こう。
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