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徒然HSP

カームダウン・クールダウンスペース|大阪・関西万博EXPO2025で一番感動したもの

HSP

1万人の第九EXPO2025に参加したこ゚縁で大阪・関西万博EXPO2025のテストランと開幕日来場を経験できました。

メディアやインフルエンサーさんたちが既にパビリオンや飲食店情報などをたくさん発信されていると思うので、

この記事では私が感動した意外なものを紹介したいと思います。ただこれ、HSP界隈にはかなりの朗報だと思います。

 

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大阪・関西万博EXPO2025の全体的な感想

本題に入る前に万博の感想を書かせてください。

インターネットが発達し、誰でも旅行に行ける現在で万博をやる意義とは?と思っていたので、地元開催でも万博に行く予定はありませんでした。

でも、実は2024年の「1万人の第九」に体調不良のために満足した参加が叶わなかったんですよね。

なので、4ヶ月後の万博会場で歌えるかもしれないという情報は、私にはまさに天からの恵みという感じで、4月までに体調を整えて参加するのだという目標にもなりました。

そして参加するからには万博も全力で楽しもうじゃないかと挑んだというわけです。

パビリオン&イベント予約は、一人最大4個まで出来るとされていますが、そもそも予約枠が少なすぎるのに、開幕日の来場者は14万人だったそうですから、予約を取るなんてそもそもが無理ゲーでしたね。

2ヶ月前予約・7日前予約はどちらも落選。空き枠予約は難易度高すぎなイス取りゲーム状態で全く歯が立ちませんでした(泣)

幸い、テストランも開幕日も1万人の第九のリハーサルのために朝6時過ぎには現地入りしており、本番後はそのままチェックイン不要で万博を楽しめるようにして頂けたので、入場のための長い列に並ばずに済んで、当日予約が有利だったのはラッキーでした。

結局予約不要なパビリオンをいくつか観て、日本では流通してないマルタのビールCISKを飲み、持参したおにぎりを大屋根リングの下で食べ、当日予約出来た住友館を楽しんで帰宅。

楽しみにしていたブルーインパルスの飛行が雨天中止で観れなかったのはとても残でしたし、帰宅する際に駅になかなか入れず駅前で立ち往生させられましたが、テストランで会場全体の雰囲気を掴めていたことから、かなり充実した1日を送れてありがたかったです。

 

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1万人の第九以外に感動したもの

万博の一番の思い出はもちろん「1万人の第九」に参加できたことですが、実はものすごく感動した出会いがあったんです!

テストラン後、駅に着き、私が乗りたい車両は一番手前なのに、なんとなく奥まで進んでしまったのですが、エレベーターの近くであるものを見つけました。

それは…


カームダウン・クールダウンスペース

中を覗いてみると高い壁に囲まれたソファーが設置されていました。

駅の構内にすんごく落ち着くスペースが提供されていたので驚きました。
(改札を立た先にもあるようです。)

HSP気質で、人混みで過ごした翌日は一人になる時間が必須な筆者にとって、初めて観た「カームダウン・クールダウンスペース」感動的な設備でした。

イベント会場って、沢山の人が集まるし、いろんな人のエネルギーが混在するので、頭の中が他人の感情でいっぱいになってしまいます。どんなに楽しい場であろうと想像以上に疲れます。

私の場合、夜なかなか眠れなかったり、寝れても疲れが取れなかったりして、回復するのに数日を要することもあるため、何かイベントに参加するときは翌日はなんの予定も入れないようにしているほどです。(1万人の第九参加後は数日空けてる笑)

なので、こういう公の場所で一旦エネルギーをリセットするというか、クールダウン出来る場所が提供されるのは、かなり斬新なことだと感動してしまいました。

トイレで出来ないこともないけど、行列が出来てることを考えると長居しづらいですしね。

このアイディアを出した人や、設置にこぎつけた方たちに全身全霊で感謝したいです。

 

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万博会場のカームダウン・クールダウンスペース

調べてみると、万博会場にも「カームダウン・クールダウンスペース」がいくつか設けられていることが分かりました。

公式サイトにある万博会場会場マップ」のA3版を見てもらったら所在地が分かります。

2枚目のマップで

このピクトグラムを探してみてください。
私の観る限り6か所あるようでした。

現地にある地図には表記がなかったので、これをプリントアウトして持参することをオススメします。

 

マップの左下にある、「ウォータープラザマーケットプレイス西」とWASSEの間に子どもが遊べる空間があり、そこの「カームダウン・クールダウンスペース」を実際に見学して来ました。

夢洲駅のスペースは空きを確認する人に覗かれてしまう造りになっていて、天井は空いているですが、こちらの「カームダウン・クールダウンスペース」は完全個室となっており、空調も完備された豪華仕様となっておりました。施錠も可能です。

ただ、ドアの上が空いていて、近くに子ども用の遊具がある外の音がかなり気になる場所にあるのに完全防音になっておらず、完全にリラックスするのはむずかしかったです。

他の場所には遊具などはなさそうなので、深刻な事態のときは他の場所を選んだほうが良いかもしれないです。

 

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カームダウン・クールダウンスペースとは

「カームダウン・クールダウンスペース」を調べてみたら、2008年にはピクトグラムが出来ていたようなので、歴史は浅くないようです。

 

2025年現在、全国の空港で設置されている模様。

感覚過敏研究所(外部リンク)

 

ただ、夢洲駅のように駅で設置された事例は初めてなようです。

感覚過敏研究所の所長さんの感想(外部リンク)

夢洲駅のスペースは、私が実際に体験したときはとてもきれいな状態で、誰かに覗かれることもなかったのでリラックス出来ましたが、となりのブースでは飲食している人が居て、その方も感覚過敏な方だったかもしれないのですが、ただの休憩所と勘違いされがちな場ではあるなと思いました。

広く認知される必要がありそうです。

 

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最後に

万博をやる意味ってあるのかな?とは今でも思っています。

個人的には万博もオリンピックもそろそろなくなっても良いのではないかと考えています。

今回、ご縁あって万博に行き、最新技術を使った映像や音楽を楽しみましたが、

人とのつながりや和を大事にしながらも、「個」であることも尊重してくれているような「カームダウン・クールダウンスペース」の存在の方に私は強く心を打たれました。

商業的な思惑が色濃い場ではありますが、このような一見利益を生み出さない「地味」とも言える場所を提供するために尽力する人たちがいることに、善の心を見れて嬉しかったのです。

個室を悪用されたときのことを考えた保守的な反対意見も多かったのではないか?とも思うのですよ。課題もいっぱいあると思います。

なので、万博会場にこのような設備が設置されたことには感謝しかないです。

この万博を機に、「カームダウン・クールダウンスペース」が広く知られて、本当に必要な人が本来の目的で使える場となって行くことを期待します。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!



 

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