昨年、私の目覚めのスイッチを押してくれた方に再開した際、
「初めて会った時、既にスピリチュアルなお仕事をしてる人だと思ってた。」と意外なことを言われたんですよ。
でも最近その理由が分かるようになりまして、文章にまとめてみることにしました。
この記事を読むことで「目覚め」や「覚醒」についての誤解が解けますが、もしかしたら少しがっかりしちゃう方もいるかもしれません。
それではいってみましょう!
ドラマティックな目覚めが起きないのはなぜ?
スピリチュアルなブログを読んだり、スピ系のイベントに行くと、発信者達がスピリチュアルな能力に目覚めたキッカケを語っている所に遭遇します。
「海外の教会に行った時、強烈な光とともにたくさんの天使が祝福に現れ、マリア様と一体化した」
「〇〇神社に行ったら龍神から覚悟を問われたのでそれに応じた」
「瞑想していたら巨大な観音様が現れて自分の使命を伝えられた」
などドラマチックなストーリーを語っておられて、『特別感』や『選ばれた人感』があって羨ましいなあと思ったものです。
(上の例は全て私が考えた架空のもので特定の誰かを指すものではないです。)
実は昔、恥ずかしながら、ドラマを求めて有名なスピ系リーダーさんが目覚めたという場所にわざわざ行ったこともあるんですよ。
でも何にも起きませんでした(笑)
だけどちゃんと目覚めてるし、これからも何かの才能が開花するのだろうなという確信があります。
そしてこれは私が特別なわけではなく、誰にでも起こりうることです。
それはなぜなんでしょう??
ドラマチックな目覚めに潜む罠
過去の私のように、目覚めとか覚醒というと劇的な何かが起きると勘違いしてる人って実は多いのではないかと思います。
ドラマチックなストーリーが嘘だと言うわけでないのですが、そういうケースはとても稀で、当てはまらないケースがほとんどなのではないかなと最近思うようになりました。
また残念ながらビジネスのために分かりやすいストーリーを捏造されている方も多いのです。
ガッカリしました?
でもドラマチックな展開が起きると、快楽に入りやすくなるし、その出来事に執着してしまうんですよね。人間だから。
「さとり」とは程遠い所に行ってしまうし、自分を律するのもかなり難しくなると思います。
分かりやすいモノってエゴが喜ぶから、たくさんの人とカネが集まって一時期はドーンと注目されやすいとは思います。
でもアセンションが進んで目覚めた人が増えて行けばすぐに化けの皮が剥がれるので長続きしないし、アップダウンが激しくてかなりしんどくなるのではないでしょうか。
だから、ドラマティックな事が起きないほうが実はラッキーだと私は思います。
あなたはハイヤーセルフに守られているのです。
目覚め/覚醒とは気付いて認めること
以前の私は、「覚醒」や「目覚め」って、雷のようなものに打たれていきなり何かすごいことが出来るようになるイメージを持っていました。
でも、雷もドラマチックなストーリーもなかったのに、目覚めは起き、色々と出来るようになってたんですよね。
しかも出来るようになったというより、もともとナチュラルにやっていたことを、自分の能力として認識したことで活かせるようになった感じだったのです。
そしてそのキッカケをくれたのは、神様や天使などのありがたそうな存在ではなく、「肉体を持つ人間の言葉」でした。
例えば、私が得意とする遠隔一斉ヒーリングのやり方は友人たちとの何気ない会話や遊びを通して気付いて習得したものです。その後色々と工夫して自分のオリジナルを作ることが出来ました。
他の能力も、ある人のちょっとした一言がカギとなり、気付きが起き、扉が開かれた感じがありました。
キッカケは「人との会話」だったんです。
それを起点にして楽しい展開が起きていくことはありましたが、目覚め自体に劇的なドラマはなかったなあと思います。
最近、すごい事を無自覚にやっておられる方を発見し、その事を伝えたのですが、「いやいや、私はそんな事出来ないです!」って否定されちゃったんですよ。
でも、その方はなぜかみそぎばらい講座に興味を持って受講してくださいまして、受講後「私、確かに出来るし、既にやってましたね。」って自分の才能を腑に落とされてたって事があったんです。
\\\講座のL/Pは現在準備中///
昨年夏に再会した、私の目覚めのスイッチを押してくれた子から「初めて会った時、既にスピリチュアルなお仕事をしてる人だと思ってた。」と言われ、意外なことを言うなと思ってたのですが、
彼女は私がまだ気づけていない私の才能を視て、そう思っちゃっただけだったのかと気付きました。
すでにある才能に気付いてそれを認めること。
それが「目覚め」「覚醒」の正体。
そしてその才能を磨いていくことであなたという花が咲きはじめます。
結構地味なんです(笑)
目覚めを進める方法
目覚めのスイッチをどこに置くか、誰に押してもらうかを皆自分で決めて来ているのだろうと思います。
私の場合はいろんな神社にスイッチを置いていて、縁のある人たちに押して貰う設定なようですが、これはあくまでも私の場合。
もしかしたら私は、似たような設定で今世を生きている人たちの手助けをすることは出来るかも知れないけど、主人公はあくまでその人自身です。本人が気付いて認めなければ何も始まりません。
そもそも、唯一無二のあなたが、誰か有名な人の真似をしても目覚めるわけがないのですよね。
あなたが望むのなら、あなたが生まれる前にオーダーした設定とタイミングでそれは必ずやって来るので、出来てる人を観て、嫉妬したり焦る必要は全くありません。
むしろ「目覚めたい」というエゴで動くことが目覚めを遅らせることもあるので注意したいところです。
日々を丁寧に生き、自分を大切にし、直感を大切に選択・行動すること。
一見地味ですがそういう繰り返しが目覚めへのショートカットだなと思います。
あっちにこっちに行かなくても、高額過ぎるセッションを受けずとも、必要なタイミングで目覚めに必要なモノはやって来るものなんです。
ただし例外もある
ただ、今世でしっかり目覚めると決めてる人で、なかなかその方向に向かない時は大きな崩壊を起こすような出来事が起きるというのはあるみたいです。
私は嫌な環境に置かれても変わろうとしなかったので、海外留学という人参が目の前にぶら下げられました。
そして人参を追いかけてうっかりカナダに行ってみたら、それまでの「私」を叩き壊されるなんてことがあったんです(笑)
自分ときちんと向き合っていればこんなことは起きなかったはず。
\\\悪い例ですわ、ほんまに///
それまでの私が死んだ感覚だったので、臨死体験と似たようなものだったかも知れません。(ちなみに、私の母は臨死体験で本来の自分に還りました。強情親子です(笑))
そして学び方が悪いので、その後もプチ崩壊は起きました(笑)
\\\2018年の乱///
\\\2023年の乱///
さすがに学習して、「もう自分に合わない生き方はしません!」と誓いました。
崩壊の渦中はものすごくしんどくてなぜ私の身にこんなことが起きるのだろうと思っていたけど、
結果的に高次の私との統合(自己統合)がどんどん進み、本来の自分との差がなくなる「差取り(さとり)」の状態になって、今とても楽に生きているので、
その時なんとか受け止められる規模で「手痛い目覚めのための出来事」は起きる事もあると思っておくと良いかもです。
そして、しんどいことも実は自分で用意していたのだと気付いた時、笑うしかないはず。
自作自演のコントをやっちゃってるんです。
最後に
スピリチュアルな本やブログって、仰々しく書いてあることがほとんどで、「覚醒」とか「自己統合」など厳かでものすごいことが起きそうに誤解してしまう表現が多いなあと思います。
さらに怪しい宗教の教祖など、ドラマティックな捏造ストーリーを語っている人も多いので、勘違いが生まれちゃったのかなと思いました。
あなたが触れてきた情報、ちょっと古いかも知れません。
不思議なことは私も体験しているので、全てを否定するつもりはもちろんないけれど、精神世界の本質って意外と地味だなと思う今日このごろです。
じわじわと言われてみればそうだなって感じです。心は穏やかで最高ですけどね。
日々を丁寧に生きることが本来の自分との差がなくなる「悟り」への道の最短コースだと思うのです。
少しがっかりさせてしまったかも知れませんが、劇的な事が起きないことの方が実は祝福されています。
ドラマチックじゃないことが、高次のあなたの愛情表現だったりします。
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