「頭のいい人の独学術」を読んでみました。
この本は「声に出して読みたい日本語」がベストセラーとなった齋藤孝さんが独学をオススメする本です。
2021年に発売された「自学自習の極意」という本のタイトルを変え、2023年に一部修正して新書化したものだそうです。
この本は、資格取得や勉強のノウハウというよりは、自学自習により教養を深めるための読書法や、知識を定着させるための方法が説かれていて、「勉強」が苦手だと思っている人にぜひ読んで欲しい本です。
齋藤孝さんオススメの古典文学や、読みやすい哲学書などもたくさん紹介されているので、読書を習慣化したい方や何か新しい視点が欲しいと考えている方には興味深い内容だと思います。
「勉強」が苦手だった私
私にとって「勉強」とは、ものすごいストレスとなぜか理不尽がセットになっていたものでした。なので苦手意識が強かったです。また「勉強」するなら仕事などに必ず活かさなければならないという思い込みもその思いを増幅させていたように思います。
でも、50を目前にしてようやく、自分の好奇心を満たすためだけに学んでも良いのだという考えが定着してきて、「勉強」に対するネガティヴな思い込みが解けてきたように思います。
そしてこの本を読んで、
私の家庭環境や選んだ学校のクセがたまたま強かっただけで、先生方には大変恵まれていたなと改めて思いました。
特に中学3年生の時に出会った先生たちは素晴らしかったです。自らが地球になって教室をいっぱいに使って地球の自転や公転を再現してくれた理科の先生や数学を必ず答えが出る楽しいゲームのように教えてくれた担任の先生など、その分野が大好きで情熱のすごい方々が多かったのです。
おかげで中学3年生の時の学校の授業は私にとっては娯楽のひとつでした。
彼らがいなければ高校受験すら怪しかったかもしれないと本当に思います。
学校の授業をエンタメ化してくださった大人にたくさん出会えた私は本当にラッキーでした。
やっててよかった大学受験
素敵な先生方のおかげで高校では進学クラスに入ることができたのですが、そこから大学合格を目指す波に問答無用で飲み込まれる生活が始まってしまいました。
30代半ばまで大学受験の夢をみるほどタフな毎日でしたが、体力のある10代のうちに自分の限界に挑戦する経験をできたのは良かったなと思います。
この本によると、何かを学ぶ時に「これはムダになるかも」「自分には無理」という心理的抵抗が出てくる人がいるらしいのですが、私にはそれがないのですよね。
これはかならず大学に合格するという保証もないのに、愚直に勉強をした経験があったからなのかなと思いました。
残念ながら頭は良くなかったので、授業についていくために、部活の時以外朝から晩まで365日勉強し続けるしかない日々でしたが、今となっては良い思い出です。
家で予習したことを授業で答え合わせする。ただそれの繰り返しでしたが、継続できたのは熱心に教えてくれる先生方がいらしたおかげだなとも思います。
お弁当を食べながら国語の補習を受けたこともあったっけ。
たくさんの情熱的な先生方に出会えて感謝です。
学びで余生50年を充実したものに
さて私はどうも長生きするような気がしています。100歳くらいは軽く生きるようなそんな予感しかないのです。
なので残りの人生50年を充実した楽しいものにすべく、自分の好奇心の赴くまま教養を身につけていこうと思う今日この頃。
年初にこの本を読めて良かったです。
買ったまま10年以上放置してる「身体感覚を取り戻す」もそろそろ読もうかしら笑

ではでは〜。
