mimosaのブログ
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徒然

1万人の第九 EXPO2025に思うこと

徒然

来る4月13日に開幕する万博で1万人の第九がオープニングアクトとして演奏されることとなりました。

1万人の第九史上最高の応募があったようですが、幸運にも参加できる運びとなりました。

これに関し、思ったことと気づきを書いてみようと思います。

 

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1万人の第九 EXPO2025とは

大阪の冬の風物詩として、毎年12月に大阪城ホールで「サントリー1万人の第九」というのが開催されています。

ベートーヴェン交響曲第九番という合唱隊が歌声を楽器として参加する楽曲を、1万人で合唱隊を編成してお送りするという、観客より演者の方が圧倒的に多い「良い意味でクレイジー」なイベントです。

2024年の本番の際に、地元開催となる万博のオープニングアクトに「1万人の第九」が選ばれたことが発表されました。

mbsのプレスリリースはこちら(外部リンク)

ただ、メインスポンサーのサントリーさんが今回は協賛しておらず、タイトルも「サントリー1万人の第九」ではなく「1万人の第九 EXPO2025」となっております。

 

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スポンサーのありがたさが身にしみる

通常の「サントリー1万人の第九」は本番までの練習に12回、佐渡さんの直接指導が受けられる「佐渡練」に1回参加しなければなりません。大阪城ホールでのリハーサルもみっちりやって本番に挑みます。参加費は1万5千円弱という音楽好きにはかなりお得な内容となっているのですが、やる気がないとなかなか厳しい条件です。

でも、今回の「1万人の第九 EXPO2025」は、練習はたった3回で「佐渡練」はなし。さらに万博の入場料も自己負担で、参加費は2万円強という高額設定です。

「1万人の第九 EXPO2025」募集要項(外部リンク)

当日合唱団出演が不可能になった場合でも返金には応じてもらえないという条件も通常通りあります。

 

地元開催の万博を応援しようという気持ちに切り替え参加費を支払いましたが、

サントリーさんを始め、「サントリー1万人の第九」に協賛されているスポンサー様たちのありがたさが大変良く分かりました。

 

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サントリーの企業理念の素晴らしさにも気づく

「1万人の第九 EXPO2025」への参加希望者は1万人の第九史上最多で倍率は1.8倍だったそうです。

私の練習仲間で、絶対当選するだろうと思っていた男性陣をはじめ、ベテランさんたちが多数落選していて驚いたのですが、

すでに練習に参加した人によると、参加者の3分の1が初参加者だったそうです。

しかも、通常の1万人の第九とは違い、練習の出席は取らないことになっていて、たった3回の練習で佐渡さんの思い描く音楽が表現できるのか疑問に思ってしまいました。

しっかり練習を積んだ2024年の参加者が優先的に当選するのかと思っていましたが、そうではなかったので、今回の「1万人の第九 EXPO2025」にはクオリティは求められていないのかもしれません。

このことから、サントリーというスポンサーさんの存在って大きいなと思いました。

サントリーは日本一と名高いコンサートホールを有し、文化事業の応援に力を入れている会社さんなので、サントリーがスポンサーになっていたらこういう事にはならなかったのでは?と思っちゃったんです。

本番は佐渡さんと1万人の力でそれなりに出来ちゃうのかもしれませんが、イベントひとつにとっても「理念」って大事なのだなあと思いました。

 

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mbsさんももちろん頑張ってはります

と主催のmbsさんを否定しているわけではありません。

関西のテレビをながめていると、万博の応援に一番力を入れているのはmbsさんだというのが分かるからです。

万博を紹介するミニ番組を作ったり、夕方のニュースでたくさん取り上げたりするなど、地元開催の万博をなんとか盛り上げようと一生懸命なのがものすごく伝わってきます。

だから、万博に花を添えたいという思いと、今後の「サントリー1万人の第九」への新たな参加者への訴求という意図があっての事なのだろうなと容易に理解できます。

今回、万博用に作られた楽譜なら本番に持ち込んでもOKとなっております。(通常は本番で楽譜を持っての歌唱はNG)

この楽譜では、ドイツ語の歌詞の上に日本語のルビがふられていて、初参加の人用に対策が取られています。表紙にはサントリーの文字はなく、万博のみの特別仕様。

楽譜販売の収益がmbsさんにどれくらいもたらされるのかは分かりませんが、記念になるし、応援の意味を込めて万博仕様の楽譜を買っちゃいました。

 

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お祭りとして参加します

今回は、佐渡さんの黒歴史とならないよう、これまで通り真面目に参加しますが、あくまでも地元を盛り上げるためのお手伝いというスタンスでいこうかなと思いました。

NTTの IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)という技術を用いた遠隔合唱というを体験できるし、

開会式後に万博も見学できるので、お祭りとして仲間たちと楽しく歌ってこようと思います。

ただひとつ、なるべくオーケストラの近くで歌いたい!

そんな願いは持っています(笑)

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

 



 

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