今日は午後授業の日。授業の前に今日も神殿めぐりをしてきました。
今日は私の中ですんごいミラクルが起きまして、興奮気味にこれを書いております。
植物園に行ってみた
今日は死ぬほど熱くなるわよ!とホストマザーに脅され(笑)、神殿巡りの前に涼を求めて植物園まで歩いて行ってみたのですが、めっちゃ坂を登る羽目になりました…
ここはワインフェスティバルの会場で、夕方以降に訪れるべき場所だった模様。
植物いっぱいのところにはなぜか入れないし、
噴水の水も止められ、涼を取る場所皆無!
アロエのおばけのような木に挨拶して、すぐそこを離れることとなりました。
タルシーン神殿へ
マルタのバスにも慣れてきまして、植物園から徒歩5分くらいにあるバス停からタルシーンへと向かいました。
バレッタが始発なので、バレッタから乗るのもおすすめです。
「タルシーン神殿(Ħal Tarxien)」にはマルタの遺跡の中で一番大きなものがあるとあったので行ってみたのですが、
昨日訪れた「ハジャール・イム神殿」に次ぐ胸キュンスポットでした。
「タルシーン神殿(Ħal Tarxien)」は住宅街の中にあるので驚き。
そして、親切にも遺跡の周りに回廊が作られおり、遺跡を上からも観れるという嬉しい作りになっていました。
しかもテントの下にあるから、涼しい…
日陰にさえ入れば、マルタは風が吹いて結構過ごしやすいんですよ。
ここには大きな女神像や火鉢のようなものが展示されています。
ここにあるのはすべてレプリカで本物はバレッタの考古学博物館にあります。
この女神の足になぜか親近感を覚えました。
アラジンパンツを履いたときの私の足に似てる気がする(笑)
ハル・サフリエニの地下墳墓
実はタルシーン神殿の近くにはもう一つ遺跡がありまして、「ハル・サフリエニの地下墳墓(Hal Saflieni Hypogeum)」という場所なのですが、
保存のために1時間に10人しか入ることを許されていないところで、数か月前には予約が埋まってしまう人気スポットなんです。
出発直前になってそのことを知った私は、予約がもちろんできなかったのですが、「タルシーン神殿(Ħal Tarxien)」で受付の女性に当日キャンセルとかないのかな?って聴いてみたら、10分前に参加者が揃ってなかったら入れることもあるから試してみたほうが良いよって教えてもらえたんですね。
それでダメ元で行ってみました。
すると、30分後に始まるツアーのチケットが1枚だけ残ってるって言われたんです!!!
チケットはお高いし、学割も効かないけど(笑)、こんなチャンスは二度とない。
即購入して、入場を待つことにしました。
マルタの神様ありがとう!!
ここは6千年前の遺跡で、たくさんの遺骨が見つかった場所です。発見後すぐに劣化がはじまったため、入場者を制限することになったらしいです。
荷物はすべてロッカーに預けて、写真撮影はもちろんNG。保存のための管理が徹底された場所でした。
入場者数を1時間に10人と限定しているのは、人が呼吸で出す二酸化炭素が遺跡を劣化させるため、それを調整するためらしいです。
こちらには他の場所と違い、日本語のオーディオガイドもあります!
最初に観たビデオがとっても宇宙的で、宇宙を完璧に理解した人たちがこの神殿を作っていたというナレーションになんだか泣きそうになりまして、
ここに入れた奇跡にただただ感謝でした。
「ハル・サフリエニの地下墳墓(Hal Saflieni Hypogeum)」からはたくさんの遺骨が発見されたとあり少し不気味にも思いますが、
ツタのような模様の壁画や、大きな巨石を彫刻してできた広間などが楽しめて芸術的にも素晴らしい場所です。
中の様子は公式サイトから御覧ください。

興味のある方は是非早めに予約を!
最後に
今日は金曜日。語学学校の1週目がもう終わってしまいました。
週末は学校が提供する格安ツアーを予約済みです。
語学学校を利用するメリットにはこの学校独自のツアーに参加できることにもあります。
マルタでいろんな国の人に会いますが、日本人というだけで既に評価が高いのを感じます。
今日もいろんな方たちに親切にして頂きました。これも彼らが出会った日本人たちのおかげ。
カナダ留学のときは日本が嫌で飛び出したくせに、自分が日本という国にものすごく守られていたということにショックを受けたなんてことがありましたが、
今回は日本人で良かったなあと思うばかり。
感謝しかないです。
あと1週間。マルタを心ゆくまで楽しもうと思います。