2025年の「サントリー1万人の第九」の募集が、例年より1ヶ月程早く開始しました!
2023年から1万人の第九に実際に参加している私が、1万人の第九の倍率や参加費について詳しく解説したいと思います。
2025年は参加条件に大きな変更点があるので、何度も参加されている方も募集要項の熟読が必須です。
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それではいってみましょう!
2025年1万人の第九の応募はいつから?
例年のサントリー1万人の第九の募集は5月の終わりから開始するのですが、今年は「1万人の第九EXPO2025」の反響が高いうちにという思惑があるのか、2025年4月19日に募集が開始いたしました。
今年は倍率がさらに高くなるのではないか?とビクビクしております(笑)。
本番は2025年12月7日(日)で、締切は6月30日(月)正午までとなっております。
未経験の方で、もし今年の参加は難しいけど、いつかは参加したいと思われているのであれば「1万人のフロイデ倶楽部」に会員登録しておけば応募開始時期のお知らせが自動で届くのでオススメです。
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締切後の流れは下記記事を参考になさってください。
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2025年の1万人の第九の倍率は?
1万人の第九の倍率は高いと言われていますが、実際の所どうなのでしょう?
2023年の倍率
2023年は1万人の参加者に対して1万2千人の応募があったと初回の練習でmbsの方がおっしゃっていました。
なので倍率は1.2倍。
2千人の人が落選したと考えると大きな数字のように感じますが、1.2倍と聞くとそこまで倍率は高くないのかもしれないですね。
2024年の倍率
7月1日に事務局から来たメールによりますと、2024年は1万4千を上回る応募があったそうです。なので、2024年の倍率は1.4倍でした。
コロナが落ち着いて来たのと、全国から応募できる仕組みに変わったのもあってか、応募者数が前年より2千人増えていました。
1万人の第九 EXPO2025の倍率
2025年は4月に開幕となる万博の開会式のオープニングアクトとして1万人の第九が開催されることになりました。
2月11日から練習が始まったのですが、応募は1万人の第九史上最高の18,000人超えだったそうで1.8倍でした。
「1万人の第九 EXPO2025」は練習回数が少ないのに高額設定で、万博の入場料も自己負担となっている他、本番やリハーサルの集合時間も早朝で関西圏に住む人でもホテル手配が必要な場合があるというコストのかかる条件だったため、個人的には定員割れするのかなと予測していました。
でも、万博で歌うというまたとない機会が功を奏したのか2倍近い応募があったようです。
既に練習に参加した人の話によると、クラスの3分の1は初参加さんだったそうで、今回は初心者さんを積極的に当選させたようです。
ベテランさんには実質高倍率な結果となりました。
2025年の倍率はどうなる?
2025年4月19日に全国放送の番組で「1万人の第九 EXPO2025」が紹介され、テレビで合唱団員の募集が告知されたため、かなり注目を集めているのではないかな?と思います。
また「1万人の第九 EXPO2025」に初参加したのがきっかけで「サントリー1万人の第九」にも参加したいと考えている方が多そうですし、倍率が高くなるのではないかと予想しております。
2025年の倍率は、当選通知か練習初日に教えてもらえると思うので、その際にこちらで紹介いたします。
1万人の第九の参加費。チケット代はいくら?
1万人の第九の参加費は毎年上昇の傾向にあります。また2024年以降U35という枠が新たに設けられ、36歳以上の参加希望者の参加費はかなり高額になっております。
\\\参加費の推移///
大人 | U35 (26歳〜35歳) |
U25 (小学1年生〜25歳) |
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2023年 | 11,000円 | 3,300円 | |
2024年 | 14,000円 | 10,000円 | 3,500円 |
EXPO2025 | 16,500円 (入場料別途) |
5,500円 (入場料別途) |
|
2025年 | 16,500円 | 10,000円 | 3,500円 |
2024年から参加費が大幅上昇した理由
2024年の募集要項でまず気になったのが参加費。
2023年は11,000円だった参加費が、3,000円アップの14,000円になっていました。物価高とは言え3,000円も上がるなんて何事?と思ってしまったのですが、
前年まではなかった[U35]という枠が新設され、35歳以下なら10,000円と前年より1,000円お安く参加出来るようになっており、36歳以上の参加者は若者の分の参加費を負担させられるという構造になってしまいました。
(25歳以下に関しては昨年比200円の値上げでした。)
2025年は36歳以上のみさらに2,500円アップとなっており、若い人たちをもっと集めたいという意図が強くなっております。
というわけで、1万人の第九の倍率は36歳以上になると実質的に高くなると思っていて良いと思います。
EXPO2025の参加費が割高設定な理由
1万人の第九EXPO2025に関しては、練習回数が約6割減にも関わらず、さらに値上げの方向に。
これはメインスポンサーのサントリーさんが協賛されていないのが理由なようです。
しかも万博の入場費も自己負担となっており、チケットが売れていない万博に貢献させられるという大人の事情も働いたようです。
\\\応援の気持ちも込めて参加いたします///
でも、2025年の参加費も1万人の第九EXPO2025の時と同じにされちゃいましたね。
1万人の第九の参加費以外の費用
1万人の第九に参加するにあたって、かかる費用を挙げてみました。以下は私が初参加した2023年の数字になっています。
楽譜は好きなものを使ってOK!
1万人の第九の当選確率を上げる方法
36歳以上の参加希望者には年々倍率が高くなっている感じのする1万人の第九。
ここではどうしても当選したい方に向けて当選確率アップの方法を考えてみました。
以下に書くのはあくまでも私の推察です。公式な見解ではもちろんありませんので、こんな考え方もあるよ〜くらいで読んでもらえたらと思います。
家族とグループ参加で当選確率UP?
1万人の第九は個人で応募する他に、家族やお友達同士でグループを作り、グループで応募するという方法があります。
小・中学生は保護者同伴となっているので、36歳以上でも小・中学生のお子さんやお孫さんがいらっしゃる方なら、家族参加すれば当選確率がぐんと上がると思います。
また、これは実際に参加した私の肌感覚ではあるのですが、幅広い年齢層で家族参加すると運営者側に喜ばれるように思いました。
1万人の第九はテレビ局MBSが運営しているので、ドラマを提供出来るファミリーの参加が歓迎されているのをヒシヒシと感じたんですよね〜。
彼らの意図とマッチすればYoutube用の特集番組が組まれるかもしれず、家族の思い出づくりをしたい方はwin-winだと思います。
当選後、レッスン会場の初回練習でアンケートが配られるので、そこにテレビ局が喜びそうなエピソードを熱くしたためることをオススメします!
(個人の感想です。)
男女グループを編成して当選確率UP?
パート毎の倍率というのは非公開なので、あくまでも私の推測なのですが、
本番当日の参加者を観たところ、4パートが単純に2,500人づつではなさそうだったんですよ。
女性より男性の数が少ないように見えて、男性パートより女性パートの倍率が高そうに思いました。
さらにソプラノよりアルトの方が人数が多く、女性パートでもアルトの方が倍率が高そうという印象です。
つまり、男性参加者のニーズがより高いのでは?と想像できるので、周りに若年層の参加希望者がいない場合は男女混合のグループを組むのもアリなのかな?と思います。
ちなみにEXPO2025ではお友達と同じ場所で歌いたかったので、今回初めてソプラノの仲間とそのご家族(旦那様とお子様)でグループを組んで申し込んでみましたが、1.8倍を突破して見事当選となりました。
「サントリー1万人の第九」でもグループで申し込むと、同じパートのメンバーと近くの席が割り当てられるようになっています。
地方クラスを狙って当選確率UP?
2024年は関西クラスが減り、地方クラスが増えました。
2023年では初めて全都道府県から参加者が集まったとアナウンスされていたのですが、2024年はさらに関西以外からの参加者を増やしたいという意図があるようです。
1万人の第九というイベントを大阪のイベントではなく、全国規模のイベントにしたいのだと思います。(それも参加費値上がりの所以な気もする。)
全国に潜在的な参加希望者がどれくらいいるのか分からないのでなんとも言えませんが、たくさんの人に知れ渡る前の今なら地方クラスを狙うという戦略もアリなのかもしれない…
(こちらも、自己責任でおねがいしますm(_ _)m)
1万人の第九オフィシャルサポーターズに入って当選確率UP?
そしてこれまた憶測でしかないのですが、1万人の第九には年会費2,200円を支払ってイベントを応援する「1万人の第九オフィシャルサポーターズ」という制度がありまして、それに参加すると当選確率がアップするかもしれません。
「1万人の第九オフィシャルサポーターズ」は寄付金を集めるためのものだと思うのですが、オンラインクラスの動画撮影に使われる「梅田クラス」に優先で入れたり、本番の観覧チケットの先行受付に応募できるなどの特典が用意されています。
当選を確約するものではないとは思いますが、いろんな特典を受け取りたい方にはオススメかなと思いました。
\\\オフィシャルサポーターズの詳細///

(こちらも自己責任でお願いしますm(_ _)m)
これまでと2025年の違い
2025年の募集要項ではこれまでと大きな違いがあります。それは「出席回数制限」という項目です。
サントリー1万人の第九は、当選したら無条件で本番に出られるというものではなく、本番の質を担保するため、練習にしっかりと参加して条件を満たした人たちのみがリハーサルと本番に出演することが出来る仕組みになっています。
練習には会場レッスンとオンラインレッスンの2種類が用意されていて、2023年と2024年はまだコロナの影響が残っていたために、会場レッスンの参加者は体調不良の時は会場レッスンクラスを欠席してオンライン受講をすることが推奨されていました。そして、条件に満たない会場レッスンの欠席分をオンラインレッスンで無制限に補うことが出来たのですが、そのルールがなくなったのです。
ただコロナ前のルールに戻ったわけでもなく、新たな条件に変更されています。
会場レッスン | オンラインレッスン | |
2024年まで | ・全12回のうち10回以上参加 (全6回クラスは5回以上) ただし不足分はオンラインレッスンで補える |
? |
2025年 | ・全レッスンに参加必須 ただし、12回クラスは3クラス(6回クラスは2クラス) までオンラインで補える ・不足分を補講レッスンで補える可能性はあり |
・全レッスンに参加 (見逃し配信も可) |
つまり、全レッスンに参加しなければ、リハーサルと本番への参加権が得られない事となります
ただし、会場レッスン参加者には、12回クラスは3回まで、6回クラスは2回まではオンラインレッスンで補って良いとの救済措置が出ています。
補講クラスも用意されるようですが、希望者が多いときには抽選となるでしょうから、必ず受講できるとは限りません。
会場レッスンに必ず9回(または4回)以上参加できるスケジュールの会場に応募する必要があります。
これまで、会場レッスンを受けながらオンラインも毎週参加していたという方にはむしろゆるい条件になったのかもしれませんが、過去2年とルールが変わっているので、どうぞお気をつけください。
最後に
36歳以上は参加費が値上げされたり、関西人枠が減るなど、関西在住の参加希望者には改悪された感があった2024年の1万人の第九の募集要項。
2025年は、森ノ宮会場が建物の老朽化による建て壊しによって無くなってしまったため、関西でも大阪南部や和歌山在住の参加希望者にとっては、練習に参加しづらい状況となってしまいました。
36歳以上の参加希望者に対するのさらなる値上げもとても残念に思います。
ただ、「サントリー1万人の第九」は興味のある方で、日程等諸条件が合うのなら是非参加して頂きたいイベントです。
\\\本番当日の流れと私のリアルな感想///

これを読んでくださったあなたが当選して、素敵な経験を得ることが出来ますように!
最後までお読み頂きありがとうございました!